FM−70(FM音源ユニット)
I/Oポート
0F0H:YM2413レジスタ (出力)
0F1H:YM2413データ (出力)
0F2H:スイッチ コントロール(入出力)
d7:−
d6:−
d5:−
d4:−
d3:−
d2:−
d1:0
d0:1=FMスイッチ オン、0=FMスイッチ オフ
0F3H:未使用(JOY端子用)
0F4H:未使用(JOY端子用)
0F5H:未使用(JOY端子用)
0F6H:未使用(JOY端子用)
0F7H:未使用(JOY端子用)
チェック時にポート0F2Hのd0にデータを出力して、
同じ値が返ってきたらFMユニットがあると判断します
マスターシステムの場合ポート03EHのd2で切り換えてから
JOY端子を禁止(I/Oポート)を選択してから
ポート0F2Hで接続チェックを行います
JOY端子のポート0DCH〜0DDH(正確には0C0H〜0FFHのA2=0のポート)を読むと
自動でJOY端子のポートを読むようになっています
アドレスバス
使用アドレスバスがA2〜A0なので、
11***???Bとなり
使用ポートは0C0H〜0C7Hで
後はミラーイメージになります
市販ソフトではポート0F0Hから使用していますので、
ポートは0F0H〜0F7Hまでです
/KBSEL=0、/RD=1(/WR=0)、A2=0、A1=0でYM−2413の/CS=0
/KBSEL=0、/RD=0(/WR=1)、A2=0、A1=1で4066のCTRL1,2,4オン
/KBSEL=0、/RD=1(/WR=0)、A2=0、A1=1で/CS=0でAUDIOの切り換え等
JOY端子:ポート0DCH〜0DDHとしてアクセス(A2=1、 入力)
FM−70:ポート0F0H〜0F7Hとしてアクセス(A2=0、入出力)
ピット・ポットではFM−70接続で誤動作を起こして
キーが入りっぱなしの状態になります
ポート0DCH〜0DDH(ポートA2=1)を使用せず
ポート0C0H〜0C1H(ポートA2=0)を読んでしまい
ポート0F2Hのミラーを読んでいると同様になっている思われます
マスターシステム、メガドライブ+メガアダプタでは関係ありません
MARKIII+FM−70特有の問題です
接続チェック方法
市販のソフトでのチェックは主に
1.ポート03EHのd2=1にする(マスターシステム用)
2.ポート0F2Hのd0を1、0、1...計7回書き込み、チェック
3.ポート0F2Hのd0が正しく書き込まれたら FM音源の使用可
正しく書き込めなければFM音源の使用不可
4.ポート0F2Hのd0のセット(FM スイッチの設定)
5.ポート03EHの設定を元に戻す(マスターシステム用)
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